文学フリマに向けてのスケジュール管理

 こんにちは、坂上です。革靴を盗まれるという珍事が起きました。もらい物だったので相手にどう謝ろうか画策中です。

 締め切りをどれくらい前に設定するか、というのは同人誌作成の上で重要な問題だと思うのですが、なにぶん経験がないので上手いラインを見つけられずにおります。文学フリマが11月9日、かつ講談社の方に同人誌を提出する期限が10月20日ということで、原稿の締め切りを9月20日に設定しました。これだったら多少編集やレイアウトにとまどっても10月頭には印刷所に持っていけるかな……と思うんだけど……なんか書いてて心配になってきました。けどあんまり早くして原稿のクオリティ下げるのが一番嫌だしなあ……

 内容の方なんですが、どういった批評を書くか、実は8割がた決まっています。ただゼロアカ道場破りの規定としてA5判で96ページというのが決められているんですね。そうすると、ニ段組で本文を作るとして、22行×28字で組むと22×28×2×96=118272。12万字もないんですね、挨拶とか、あとがきとかを考えると、実際の批評に割ける文字は11万字ジャストってところでしょうか。うーむ、少ない。一人頭6万字も書けないんですね、こうなると載せる批評も厳選する必要が出てきます。
 今のところの方針として、作品論を展開するだけで終わらせるのはやめようぜ、ってことになってます。もちろん批評の中で細かい作品分析も行うつもりですが、そうした作業からもう少し大きい概念、今の《文学》が置かれている状況について見通しをよくするような概念を取り出していきたいと考えています。